●日本人の生きる道
過去の日本
1945年日本は敗戦し、「飢えた時代」に突入した。それから10年、資源の乏しい日本は、石炭を掘り鉄を生産するという傾斜生産方式で経済を再建した。1955年には「飢えから脱却」し、高度経済成長へと歩みを進めた。
今後の日本
日本人が生き続けるには、資源の乏しい日本の再生産構造をどう維持・安定させるかまず考えておく必要がある。
T.考えておかなければならない資源項目
@「エネルギー」・・・・・自給率 4%
A「食料」・・・・・・・・・・自給率 39%
B「人(教育)」
C「加工技術」
D「蓄積された資産の活用」
 @「エネルギー」
   ・地球温暖化対策の中で、日本のエネルギー生産になるものを選んで支援していく
   @太陽光発電
   A風力発電
   B海洋波発電
   C海藻によるバイオ燃料 ・・・・・ ガソリンの2000万kl分に相当(日本の販売量の1/3)
 A「食料」
   ・自給率の改善
   ・地球温暖化は食糧生産を落とすので、地球温暖化対策が必要
   ・人口爆発により、2050年で60億から90億へ −地球は80億しか食えないのか?
 B「人(教育)」
 C「加工技術」
 D「蓄積された資産の活用」
U.目標とする経済成長
@実質経済成長率 0〜1% ・・・・・・ 地球資源との整合性をはかる
Aインフレ率     1〜2% ・・・・・・ 大きくたまった負債を増加させないため