『ことば』

 人が人として生きていく上で最も大切なものの一つが言葉であると思う。
言葉を共有することがその人の人となりを知るコミュニケーションの入り口となるだろう。
そこで、私が、今まで感激した言葉、好きな言葉を纏めてみた。

初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。(新約聖書 ヨハネによる福音書)

言葉の大切さを説いている。私が、新任のセクレタリーが選ばれたとき、まず、取り組んだことは、百に上る言葉の共有であった。共有できた段階で、仕事はスムースに運ぶことが出来た。言葉は、心を共有する魔法の杖である。

艱難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生みだし、練達は希望を生み出す(ローマ人への手紙)
マイナス思考をプラス思考に変える言葉。勇気が湧いてくる。

「我に、艱難辛苦を与えたまえ」と祈った山中鹿之助
若い時には苦労すべきである。必ず、将来役立つ。

信じること、愛すること、希望を持つことこれが人生で最も大切なことである。(聖書)
人を愛したとき、この言葉が、私を救った。人間不信は愛からよみがえる。

成って来るのが天の理
起こったことは、道理がある。

大難小難
発生した難儀は大きな難儀を小さくしてくれたものだ、有り難い。

蒔いた種は、皆生える
過去、又今、蒔いた種は、必ず生えてくれる。心して種を蒔け。隠れた努力も報われる。

神は、人が陽気暮らしをするのを見て楽しむために人を創った
陽気暮らしが、生きるベースに。

人を助けて、我が身助かる
自分にしてほしいことを、人にすること。必ず報われる。徳積みが大切。

二つ一つが天の理
相対する二つの物は二つで一つである。

「百里の道を行くは99里をもって半ばとなす」
目標を達成したければ、この言葉を心に秘めて、取り組めば、100%達成できる。

百里の道も一足から
まず一歩踏み出すことが目標達成の入り口である。最初の一歩は大切だ。

ゆで蛙
          「熱い湯の中に蛙を入れるとびっくりして飛び出してくる。しかし、ぬるま湯の中に蛙をいれ、徐々に熱くしていくと、茹で上がって死んでしまう。」このたとえのように、今我々はなっていないか反省してみよう。

エレファントシンドローム
    「インドでは、成長した象を調教するとき、まず最初に大きな竹に繋ぐ。はじめ、自由を得るために、竹を揺さぶり倒そうとする。しかし、何日か苦闘した結果、努力が無駄だと悟る。賢い象が一度悟れば、後は簡単である。地面に小さな杭を打ち、これに繋いで置けるからである。」今我々は、賢い象になっていないだろうか?

成功への条件
        1.明確な目標を持とう

 自己の願望実現・目標達成のための出発点です。

2.揺るぎない信念を持とう
 信念とは「行動かされた思考」のこと。揺るぎない信念は思考を力に変え、限界を打ち破ります。
3.積極的な心がまえを持とう
 考え方を積極的で肯定的にしよう、心は自分の自由になるものの1つです。

ハインリッヒの法則
1件の重大事故の裏には29件の小事故があり、ヒヤリ・ハット事故の予兆は300件ある。大事故は、予言できる。

「TO DO LIST」
出来た出来たが、勇気を作る。
1.朝一番で、今日やることを1項目ごと順番に記入する。
2.今日項目が終わる都度線を入れて消していく。
3.これだけで、今日は幸せになる。

生産性
1.効率性(時間・コスト・工数)
2.有効性(質・タイミング・目標への貢献度)
3.創造性(戦略・アイデア・好判断)
4.人間性(快適な環境)

システム設計の基本的考え方
1.仕組みとシステムの区分けをはっきりと
2.業務システムは、経理システムのサブシステムとして設計する(流れを逆にしない。)
3.仕掛けをシステムの中に組み込み(納品書の例)
4.開発時間 Y=0.077X2+8X-3(一人月1000ステップ、結果は週)
5.スクラップアンドビルドの方がトータル効率は上がる
6.プログラムは財産でなく負債である
7.システム設計は言ったことでなく思ったことに対応すること
8.入り口は別に設計しても中は同じに作れ
9.システム費用は、売上費・生産性比の捉え方で180度違う
10.現象・情報・インプット・行為・インプットを意識せよ
11.ターンアラウンドこそ生産性の入り口
12.分散・集中を意識せよ
13.現状分析はキーマン探し
14.システム化すると在庫は1/2になる
15.成果は相手に渡す、結果、システムはまわる。
16.データー⇒情報(インフォメーション)⇒インテリジェンス(知恵)⇒行為⇒成果

 人の求める休息は、まず第一に、肉体と精神とをまったく働かせず、あるいはなるべく怠けることによって得られるのでなく、むしろ反対に、心身の適度な、秩序ある活動によってのみ得られるものである。 ヒルティ
『幸福論』
 生きることは、、生涯かけて学ぶことである。そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯かけて学ぶべきは、死ぬことである。 セネカ
『人生の短さについて』
 時間節約のおもな方法の一つは、仕事の対象を変えることである。仕事の変化は、完全な休息とほとんど同様の効果がある。 ヒルティ―
『幸福論』
 「おひとりさまの死に方 5カ条」
その1 死んだら時間をおかずに発見されるように、密でマメなコンタクトをとる人間関係をつくっておくこと。
その2 遺したら残った人が困るようなものは早めに処分しておくこと。
その3 遺体・遺骨の処理については、遺された人が困らない程度に、希望を伝えておくこと。
その4 葬式とお墓についても、残された人が困らない程度に、自分の希望を伝えておくこと。
その5 以上の始末が最後までとり行える程度の費用は、謝礼とともに用意しておくこと。
上野千鶴子
『おひとりさまの老後』
 良い政策は、国家の富や金銭が集中しないようにしなければならない。 ベーコン
『ベーコン随筆集』
 おまえは、死んでどこへゆくのか知りたいか。すべての物は、その生まれ出る前にあったところにゆくのだ。 セネカ
『人生の短さについて』
 この状態がつづくかぎり、人は自分だけで満ち足りる。ちょうど、神と同じように。 ルソー
『孤独な散歩者の夢想』
 ある私的な意見を是認する人は、それを「世論」と呼び、それを好まない人は、それを「異端」と呼ぶ。 ホップス
『リバイアサン』
 善と悪、賞と罰は、理性的動物にとっては唯一の動機であり、それによって働くようにされる拍車であり、手綱です。 ロック
『教育に関する考察』
 自分でものを考え、自分の意見を持つ人がもっと数多くいさえすれば、世の中はかぎりなくよくなるであろう。 ヒルティ―
『幸福論』
 経験と歴史が教えてくれるのは、民衆や政府が歴史からなにかを学ぶといったことはまったくない、ということです。 ヘーゲル
『歴史哲学講義』
 書物は、それが書かれたときとおなじように思慮深く、また注意深く、読まれなくてはならない。 ソロー
『森の生活』
 人間の意識がその存在を規定するのではなくて、逆に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである マルクス
『経済学批判序説』
 老年は、われわれの顔よりも、こころに多くのしわを刻む。 モンテーニュ
『随想録』
 時は苦しみと争いを癒す。なぜなら、人は変わるからである。人はもう、同じ人ではない。 パスカル
『パンセ』
 子どもを不幸にするいちばん確実な方法は何か。それをあなた方は知ってるだろうか。それは、いつでも、なんでも、手に入れられるようにしてやることだ。 ルソー
『エミール』
 実存は本質に先立つ。 サルトル
『存在と無』
 生きることの最大の障害は期待をもつことであるが、それは明日に依存して、今日を失うことである。 セネカ
『人生の短さについて』
 ひとびとから、よい目で見られることにいかに強い欲望をもつか、人間性のうちで、この欲望ほど顕著なものはない。 ジェームズ・ミル
『教育論・政府論』
 もし心安らかに過ごしたいならば、多くのことをするな。必要なことのみをせよ。 マルクス・アウレリウス
『自省録』
 実存は本質に先立つ。人は呼吸するために呼吸し、飲食するために飲食し、散歩するために散歩する。これらは生きるためではない。そのいっさいが生きることである。 レヴィナス
『存在することから
存在するものへ』
 わたしたちは、祖先ほど退屈していない。それであて、もっとも退屈をを恐れている。 ラッセル
『ラッセル幸福論』
 もっとも長生きした人は、もっと多く、歳月を生きた人ではなく、もっともよく人生を体験した人だ。 ルソー
『エミール』
 情熱も持たず、仕事も持たず、娯楽も持たず、勤勉も持たず、まったくの休息のうちにあることほど、人間にとって堪えがたいことはない。 パスカル
『パンセ』
 希望はずいぶんうそつきではあるが、とにかく、わたしたちを、楽して小路をへて、人生の終わりまで、連れていってくれる。 ラ・ロシュフーコー
『蔵言碌』
 君の義務が何であるかを、当の君より当の君自身よりもよく心得ていると思い込んでいる連中がいつもいる。 エマソン
『エマソンの論文集』
 実存は本質に先立つ。 サルトル
『存在と無』
 われわれは無益なことに骨折ってもいけない。無益に骨折ってもいけない。 セネカ
『人生の短さについて』
 わたしたち人間という同類は、ただ目の前にいるというだけで、また、感情や情念をあらわすだけで、おたがいに対して大きな力をもつのであるということを理解している。 アラン
『幸福論』
 人は、たんに知っていることによって知慮ある人たるのでなくて、それを実践しうる人たることによってそうなるのである。 アリストテレス
『ニコマコス倫理学』
 誤謬にはもう一つの原因がある。それは病気である。病気は、判断と感覚をそこなう。 パスカル
『パンセ』
 他人から学ぶ場合には、自分で発明するときほどには十分によく考えることも、自分のものにすることもできない。 デカルト
『方法序説』
 およそ自然的であり、自然によっているものは、何一つ無秩序であり得ない。なぜなら、自然はすべてもものにとって、秩序の原因であるから。 アリストテレス
『自然学』
 議論は無用。今はただ、漕ぐことだ!! セネカ
『人生の短さについて』
 人間は疲れれば疲れるほど、仕事をやめることができなくなる。ノイローゼが近づいた徴候の一つは、自分の仕事は重要であって、休暇をとったりすれば、あるとあらゆる惨事を招くことになる、と思い込むことである。 ラッセル
『ラッセル幸福論』
 青年期には直観が、老年期には思考が支配的である。それゆえに、青年期は詩に傾く時期であり、老年期には哲学に傾く時期である。 ショーペンハウアー
『幸福について』
老年は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。 イングマール・ベルイマン
人を相手とせず、天を相手とせよ。天を相手として己を尽くし、人をとがめず、わが誠の足らざるを尋ぬべし。 西郷隆盛
人生の目的は、「自分の人生の目的」をさがすことである。 自分ひとりの目的、世界中の誰ともちがう自分だけの「生きる意味」を見出すことである。 五木寛之
『人生の目的』
一日一生。一日は貴い一生である。これを空費してはならない。 内村鑑三
『一日一生』
 あなたのその笑顔をたやさないでください。
あなたのその優しさをたやさないでください。
あなたのその努力をたやさないでください。
人はみな苦しさに耐えて生きている。
あなたのその一生懸命生きている人生をたやさないでください。
須永博士
(*詩人)
人生は心に描いたとおりになる。
事をなそうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思うこと。
稲盛和夫
『生き方』
実り多いものだけが真実である。 ゲーテ
重要なのは人生の長さではない。人生の深さだ。 エマーソン
(アメリカの思想家
失敗の最たるものは、失敗した事を自覚しない事である。
カーライル
(イギリスの思想家
・歴史家)
朝は希望に起き、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る